高透明樹脂デブコンETで安定して多面体を作れるようになってきつつあるので、クリスタルレジンのときと少しタイトルを変えて「PPシート型で作る高透明樹脂多面体」というタイトルで、PPシート型を利用して作った多面体を掲載していこうと思います
しばらくは、着色もせず、トンネルも通さず、作りやすい形で、方法に改良を加えながらですが
デブコンETで初めて期待通りできたのが、たまたま六角柱でした

六角柱の高さはどのくらいがちょうどいいのか?
少し悩みましたが(六角柱は縦に長いと削ってない鉛筆の形。かといって、正六角柱にするのもピンとこないし)、下図のような方眼紙を作ってあったので(特定のタイプの展開図を描くのに便利です。別記事で掲載予定)、それを利用しました

そんなわけで、この六角柱の高さは底面正六角形の1辺の√3倍

ちょうどこの画像の影の幅と等しいです
正六角形の1辺は1cm(底面の一番長い対角線は2cm)

よって、1辺2cmの正六面体の上にピッタリの幅で乗せることができます

六角柱は正八面体などと異なり、背景をツートーンに変えても屈折による幾何学模様は現れません

とても単純な見え方をしますがそれがまた魅力

抜群の透明さでこそ、単純な形も生きるというものです(小さな白い点のようなものは、気泡ではなく拭き取り切れなかった埃です)

底面が正六角形の角柱は単独で空間を充填します
色や柱高を変えてたくさん作り、隙間なく並べ積むと、きっと綺麗でしょう