正三角形面と正方形面だけから成る多面体、斜方立方八面体です

稜長2.2cmの正六面体の中にピッタリ収まる大きさで、各面の1辺は2.2(1-√2)(≒0.91)cmです(最初に作った2(1-√2)cmのものは失敗したので10%大きくしました)

正六角反柱を2つくっつけた形の多面体と並び、作った多面体の中では面数が最多の26で、カクカクした玉のような感じです

この斜方立方八面体と同じく、正三角形面と正方形面だけから成る多面体に立方八面体があります
立方八面体の双対多面体(面と頂点を入れ替えた関係の多面体)が白銀菱形十二面体で、その切頂多面体(角を切り落とした多面体)が斜方立方八面体となっています
面に浮かぶ模様は透過光と内部反射光の規則的なパターンです

立方八面体でも同様のパターンが見られる場合がありますが、斜方立方八面体のほうが面数が多い分細分化されたパターンとなります
透過光に関しては、どの面の正面から見ても、屈折によって背景の同じ場所の像が少しズレて、その周りの面から出てきます


よって、逆にある面に垂直な方向からの平行光がこの多面体に当たったとして、各面を通して多面体に入った光は、多面体を出るとそのすぐ近くに集まります

光の屈折で別な立体みたいです。
正方形の部分、四角錐が外側に出っ張っているようにみえますね。
そこに色が入るとまた複雑。
面が多いと作業が大変になりますね。
コメントありがとうございます
面が多いと作るのは大変ですね
適当にやると、最後にフタがちゃんと閉じなくなりますし
立体感がわかりにくくなるので、写真も難しいです
3Dで撮れればいいのですが